独立開業しやすい仕事12選|小資金でも始められる・初心者でもできるなどの仕事を紹介
掲載日 : 2023年1月31日
こんにちは。TOSEIライターチームです。
独立開業するためには、それなりの準備や資金が必要です。長い準備期間をとって開業の計画を練ったり、借金を背負ったりしなければ開業できないと考えている人もいるかもしれませんが、スキルがない状態や豊富な資金がなくても独立開業しやすい仕事もあります。
本記事では独立開業したい方に向けて、おすすめの仕事を紹介します。あわせて独立開業しやすい仕事の特徴や、独立のメリット・デメリット、成功のポイントも解説していますので、お役立てください。
この記事でわかること
・独立開業する前に資金や運営方法といった計画を入念に立てることが大切
・自身の過去や現在を振り返りながら、どの事業が取り組みやすそうか考えて決めるようにする
目次
独立開業しやすい仕事の5つの特徴
独立開業をしやすい仕事を探すときには、以下の5つの特徴を基準にして選ぶとよいでしょう。
少ない資金で独立開業できる仕事
パソコン1台で始められるなど、初期費用が少ないほうが開業しやすいです。多額の初期投資が必要なビジネスモデルを選ぶと、資金集めに時間がかかってしまいます。
少ない資金であれば、失敗したり、向いていなかったりした場合でも損失が少ないため、再チャレンジや別事業への転換がしやすいです。
本業のスキルや資格を生かして独立開業できる仕事
専門的なスキルや資格が必要な仕事は、一定の需要があり収入の見込みを立てやすい傾向にあります。
これまで会社員としての実務経験のある仕事なら、独立しても仕事の中身自体は大きく変わらないので、スムーズに開業できる可能性も高いでしょう。
副業から独立開業に移行しやすい仕事
本業とは別に、副業として取り組んだ仕事も経験値を積んでいれば、個人事業主としてスムーズに独立開業しやすいです。個人事業主は、法人よりも独立までの手続きが簡単で、事業が大きくなってからの法人化も見込めます。
副業として始めてスキルを高めるとともに、本業での給料を貯蓄に回して独立すると安心でしょう。
大きな事業所がなくても独立開業しやすい仕事
自宅でできる仕事も開業しやすいです。自宅以外の場合でも、スペースが小さいほど賃料や光熱費などのランニングコストの負担が少なくすみます。
大きな店舗が必要な事業の場合、賃料や設備投資の金額負担も増加します。運営コストだけでなく、物件を見つける手間や時間も必要です。
景気・トレンドに左右されない仕事
時代の流れや景気に関係なく需要がある仕事も独立しやすいです。
顧客の増減が起こりづらいので安定的な収入を見込め、ビジネスとして長期的に継続しやすいだけでなく、開業のタイミングを見極める必要もありません。すぐに事業を始められ、早期に顧客が得られれば軌道にも乗りやすいでしょう。
専門的な知識を生かして独立開業しやすい仕事
専門のスキルや知識を生かした仕事には以下のようなものがあります。
フリーランスのエンジニア
エンジニアは、本来工学に関する技術者を指しますが、フリーランスではITに関するシステムエンジニアやプログラマーなどを意味する場合が多いです。専門知識があると報酬が高い傾向にあるため、スキル次第で独立開業しやすいと言われます。
日本ではIT人材不足が課題とされており、今後エンジニアの需要が高まると予測されています。IT企業に勤めていて、ある程度のプログラミングができる方であれば検討してみるとよいでしょう。
コンサルタントやカウンセラー
コンサルタントやカウンセラーは、顧客の課題や悩みに対して、解決・改善に導くサポートをする仕事です。課題や相談は細かいものを含めると多岐にわたるため、幅広い業種やユーザーから需要を見込めます。
資格が必須でない分野も多く、経営やITといったビジネスジャンルだけでなく恋愛やSNSなどに関するものもあり、自分の得意ジャンルで勝負できます。本業で経験を重ねている場合や充分な知識を蓄積している場合には適しているでしょう。
士業
士業とは、専門的な資格が必要な職業の総称で、弁護士や税理士などの「士」がつく仕事を指します。資格がなければできない独占業務があるため、競争相手が少なく一定の需要を見込めます。
ひとりでも開業できるため、事務所を自宅やレンタルスペースにすれば大きなコストもかからないでしょう。
副業から本業に移行して独立開業しやすい仕事
副業で力をつけてから本業にしたい方は以下の3つから始めてみるとよいでしょう。
Webライター
パソコン1台あればどこでも働けて、時間を自由に使いやすいWebライターは、副業からの独立開業に向いています。
挑戦のハードルが低く、隙間時間でも働けるので、子育てしながら仕事をしたい方や本業がない休日に取り組みたい方におすすめです。
家事代行
安定した需要があり、利用者の増加が予測されている家事代行も副業やアルバイトなどから始めやすいです。掃除や洗濯など家事が得意な方にとっては、好きなことで収入を得られる方法です。
個人の力で顧客を開拓するには以下のような方法があります。
・フランチャイズに加盟する
・家事代行マッチングサービスを利用する
・スキルをクラウドソーシングに出品する
・既存客から紹介を受ける
顧客からの信頼を積み上げることで、長期的な付き合いや紹介などが得られる可能性も高まるでしょう。複数の顧客から継続的な依頼を獲得すれば、売上も増えていきます。
イラストレーター・デザイナー
PC1台で始められ独学でもスキルが取得できるため、初期費用が少ないイラストレーターやデザイナーも候補に挙がります。クラウドソーシングサイトで仕事を受注できる環境も整っています。
イラスト作成や広告のデザインなど、自分のセンスを生かせそうな方は取り組んでみるとよいでしょう。
スモールスタートで独立開業しやすい仕事
小さな店舗からはじめ、徐々に規模を大きくしていくことを目指すのであれば、以下の3つの業態がスモールスタートに最適と考えられます。
美容室・サロン経営
個人での経営が可能で、スタイルによっては省スペースで開業できる美容室やサロンの経営はスモールスタートに向いています。
美容室・サロン経営で働いている方であれば、すぐに固定客を獲得できる可能性もあり独立しても、早期に売り上げを立てやすいでしょう。
フードトラック
フードトラック、すなわち調理設備を備えた車両での開業は飲食店より初期費用が小さくてすみます。設備も最低限でまかなえ、店舗の賃料に比べれば駐車場の料金など固定費もさほどかかりません。調理工程が簡単ならひとりでの営業もしやすいため人件費も抑制できるでしょう。
食品管理責任者の資格は必要ですが、調理師免許はなくても開業可能なので、料理が好きな方におすすめです。
ネットショップ経営
実店舗を持つ必要がなく、自宅でできるネットショップ運営は、始めるハードルが低いビジネスのひとつです。ほかの店舗で仕入れた商品を販売する形を取れば在庫を持たなくても営業でき、オリジナル商品を開発する必要もありません。
ネットショップを簡単に無料で作れるアプリやサイトもあるため、ハンドメイド商品を作れる方や物販の副業経験がある方なら手軽に始められるでしょう。
経営ハードルが低い独立開業しやすい仕事
できるだけ自身の労力をかけず、経営ノウハウを活かして独立開業を目指すなら、以下の3つがおすすめです。
フランチャイズ店
すでに成功している事業の経営ノウハウを利用できるだけでなく、開業直後からある程度の集客が見込めるフランチャイズ店は独立開業しやすい仕事のひとつです。飲食店やコンビニ、学習塾など、物件に合わせた事業選びができます。
本部に対してロイヤリティを支払う必要がありますが、未経験でもスムーズに開業したい方にはおすすめの事業形態です。
配送業
配送業は顧客から預かった荷物を指定の場所に届ける事業で、接客やパソコン操作などのスキルは不要です。ネット通販による配送が伸びており、今後の需要の増加も望めます。
基本的に働いた分だけ報酬が増えるため、体を資本に高収入を望む方にも向いているでしょう。
コインランドリー経営
コインランドリー経営は長期の安定収入が見込め、8〜12%程度の高い利益率になることも期待できる事業です。
店舗に常駐している必要がなく、メインの仕事は清掃や利用料金の回収になるので、自分の時間を自由に使いたい方におすすめです。
独立開業のメリット・デメリット
独立開業にはメリットとデメリットの両方があります。独立後に後悔しないためにも、どちらも把握しておきましょう。
独立開業するメリット
独立開業のメリットには以下のようなものがあります。
・努力次第で高収入を得られる
・やりたい仕事ができる
・労働時間を自分で決められる
・定年がない
独立開業すれば自身が経営者となるため、労働時間や売上といった労働条件を自分で決められます。
独立開業するデメリット
独立開業には以下のようなデメリットもあります。
・責任の範囲が大きくなる
・経済的なリスクが大きくなる場合がある
・ローン・賃貸契約が通りにくいなど、社会的信用が低くなる可能性がある
収入がよくなる可能性もある一方、これまで会社が負担していた責任や税金を負う必要があったり、クレジットカードの作成が困難になったりといったデメリットが出てくる可能性があります。
会社員のうちに住居の賃貸契約を済ませるなど、事前に準備しておくことで防げるデメリットもあるため、資金や運営方法といった計画を入念に立てておきましょう。
独立開業を成功させるためのポイント
独立開業を成功させるためには以下の3つのポイントを意識しましょう。
副業やパート従業員などを経験してから独立開業する
副業やパート従業員などでスキルを身につけてから独立すると成功させやすいです。事前に経験しておけば、仕事の流れや自身との相性を確認できます。
本業がある状態でチャレンジすれば、失敗した場合でも再挑戦しやすいだけでなく、借金を背負うなどの資金面のリスクも最小限に抑えられるでしょう。
見込み客を確保してから独立開業する
独立前に当面の顧客となる候補先をいくつか確保することも重要です。
会社ではなく自身で取引先とのつながりを保っていれば、新たに営業して顧客を開拓するよりも手間や時間がかかりません。会社員時代からの信頼があれば、独立後も継続的な受注が見込め安定収入につなげやすいです。
Webマーケティングを学んでから独立開業する
Webマーケティングとは、ブログやSNSなどのWeb媒体を使って行うマーケティングです。ほとんどの方がスマホやパソコンを使う現代において、仕事の受注や広告などのさまざまな場面でWebマーケティングの重要性が増しています。
業種を問わず活用する場面が多いため、事前に学習しておくとよいでしょう。
まとめ
本記事では、独立開業しやすい仕事を中心に、独立開業のメリット・デメリットなどを解説しました。
「独立開業しやすい」と一言でいっても、自身の得意なことや資金状況によって、向き不向きがあります。自身の過去や現在を振り返りながら、どの事業が取り組みやすそうか考えて決めましょう。
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※当記事の内容は、時勢に合わせた情報を元に編集しておりますが、時間の経過により情報が古くなる場合がございますのでご了承ください。
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