資産運用の種類を紹介!
それぞれのメリットやデメリット、リスクについても解説
掲載日 : 2023年1月31日
こんにちは。TOSEIライターチームです。
将来のために資産運用を始めたいけれど、どのような準備が必要か、どのような運用方法なら安全なのかわからないという方もいるのではないでしょうか。
この記事では資産運用の種類や始め方を紹介し、失敗しないコツや資産運用を始める際の注意点などもあわせて解説します。資産を増やしてより豊かな生活を送りたい方は、ぜひご覧ください。
この記事でわかること
・資産運用で失敗しないためには、分散投資をすることと、少額から始めることが重要
・なるべく余剰資金で始めることが大切
・不動産投資やコインランドリー投資などの実物資産の運用を行うことで、分散投資が期待でき、所有する財産の安定化につながる
目次
そもそも資産運用とは?
資産運用とは、株式・債権などの金融商品や、不動産・金などの実物資産に対して、手持ちの資金を投資に回して効率よく資産を増やす方法です。
資産運用のメリットは運用次第では安定的に不労所得を得られること、投資信託などの金融商品は、長期間運用すれば複利効果で効率よく資産を増やせる可能性があることなどが考えられます。
資産運用で得られる利益の種類
資産運用では生じる利益は大別して、インカムゲインとキャピタルゲインの2種類があります。
インカムゲインとは、金融商品や不動産を長期にわたって所有することにより、安定的・継続的に得られる利益です。金融商品では預金の利息や株式の配当金など、不動産投資においては家賃収入が該当します。
キャピタルゲインとは、保有する金融商品や不動産などの実物資産を売却した際に得られる売却差益のことです。相場の値動きによって利益を得る仕組みのため、価格の変動や市場の変化をチェックすることが重要であり、インカムゲインと比べるとハイリスク・ハイリターンになる傾向があります。
資産運用の主な9つの種類
資産運用は、不動産投資やコインランドリー投資などの実物資産と、株式投資や債券投資などの金融資産の運用に分けられます。
主な投資方法を紹介します。
1. コインランドリー投資
コインランドリー投資とは、コインランドリーを運営し、洗濯機などの利用料金がオーナーの収益になる仕組みです。資産運用が初めての方でも、フランチャイズ方式なら比較的安定した収益を期待できます。
8~12%の高い利回りが得られる可能性があることに加えて、優遇税制による高い節税効果もあります。さらに無人経営が基本のため人件費がかからないことも魅力です。
ただし初期投資に3,000万円以上かかること、収益が安定するまで時間がかかることが挙げられます。
コインランドリー投資がおすすめの人は、資金に余裕があり長期にわたって安定的な収入を得たい方、立地や設備選びが上手な方です。
大型コインランドリー機器トップシェアのTOSEIでは、コインランドリー投資のサポートを行っています。高い利回りや効果的な集客方法など、資産運用を成功させるための無料セミナーを定期的に開催していますので、興味のある方はぜひ一度ご参加ください。
2. 不動産投資
不動産投資とは、アパートやマンションなどの不動産を購入・管理し、利用者に貸し出すことで家賃収入を得る投資方法です。
空室にならない限りは長期的に家賃収入が得られるため、老後の年金対策になること、もしものときの生命保険代わりになることなどがメリットです。実物資産であるため金融資産と比べてインフレに強く、固定資産税や相続税などの節税効果が高いことも期待できます。
ただし、建設コストに数千万円~数億円かかること、空室リスクがあること、経年劣化などのために不動産物件の価値が値下がりする可能性があることなどには注意が必要です。
不動産投資がおすすめの人は、高い収益性を狙いつつ高額な初期費用や空室問題などのリスクテイクができる方や、安定した収入がある方、収益化が期待できる好立地条件の土地を所有する方です。
3. 金投資
金投資とは実物資産である金(きん)に投資する方法です。世界情勢が不安定になると株式は価格変動が激しくなる傾向がありますが、「有事の金」などと呼ばれ金の価格は比較的安定していることから安全性が高いと考えられています。
通貨の価値が下降する局面において、金の価格は上昇する傾向があることから、インフレ対策として有効と言えます。金は一定のニーズがあるため、売却時には買い手がつきやすいのも魅力です。
一方、株式の配当金や不動産投資の家賃収入のような継続的・安定的な収益(インカムゲイン)がなく、自宅で保管する場合は盗難のリスクもあります。防犯のために金融機関に預けると保管コストも余計にかかります。また、金投資はドル建てで取引されることが一般的なので、為替変動の影響を受けやすくなるでしょう。
金投資がおすすめなのはリスクを分散して投資したい方です。株式などの投資方法と異なり、金は債務不履行などのリスクがなく、景気が悪くなっても値崩れしにくい傾向があるため、ほかの投資方法と合わせて活用すれば分散投資につながります。
4. 株式投資
株式投資とは、企業が発行する株式を購入し、配当金や売却する際の差益によって資産を増やす方法です。
メリットは、購入した株式の価格が大きく上昇すれば、大きな収益を得られる可能性があること、利益が出た際の配当金や株主優待を受けられることです。
株式投資には元本保証がないため、投資先の経営状況や社会情勢・経済状況などによって株価が大幅に下がる可能性、倒産した場合には利払いや元本の払い戻しが停止するリスクがあります。
株式投資がおすすめの人は、ハイリスクを許容しつつ、大きなリターンを望む方や配当金や株主優待を得たい方です。
5. 投資信託
投資信託とは投資家から資金を集め、専門家が株式や債券などの金融商品に対して市場の値動きと連動させて運用する商品で、運用成果は投資額に応じて分配されます。
メリットは100円など少額からでも始められること、複数の国や銘柄が入っているため分散投資になることです。ただし投資信託は価格変動や為替変動のリスクを伴い、元本保証はありません。
投資信託がおすすめなのは、投資が初めての方や、運用になるべく時間や労力を掛けたくない方、分散投資したい方です。
6. 債券投資
債券とは、国や地方公共団体、企業などが投資家から資金を借り入れる際に発行する証書です。国債・社債などが代表的な債権の例です。債券を購入すれば、満期償還日まで利息を受け取れ、満期償還日が来れば元本が戻ってきます。
購入後は債券を保持するだけで利息が得られるため、株式などの投資方法と比べて管理が簡単と言えるでしょう。
元本保証はなく、債券を発行する機関や企業が倒産した場合、利息や元本の支払いが停止するリスクがあります。
債券投資がおすすめなのはリスクを抑えながら、預貯金よりも高い金利で利息を得たい方、少額から投資を始めたい方です。
7. 預貯金
銀行や信用金庫などの金融機関に、預貯金としてお金を預ける方法です。
預貯金のメリットとして、すぐにお金を引き出せること、預金者1人当たりに元本1,000万円までとその利息が保証されていることが挙げられます。
デメリットは低金利の環境下では、利息が少なくなることです。インフレリスクがあり、物価上昇の場面では相対的に預貯金の価値は減少します。
預貯金がおすすめなのは、近い将来多くの現金を引き出す予定がある方、安全性に配慮しながらお金を蓄えたい方です。
8. 外貨預金
米ドルやユーロなど外国の通貨で預金をする投資方法です。日本円と比べて外貨の方が金利の高い傾向のため、より多く利息を得ることが期待できます。
外貨預金は為替の影響を受けるため、払い戻すタイミングで円安であれば利益が見込めるでしょう。ただし、為替手数料も考慮に入れることが必要です。
為替変動によるリスクがあることと、元本保証はないため金融機関が債務不履行になった際には、元本や利息の支払いが停止する可能性があります。
為替変動リスクや倒産リスクがあるため、定期的に為替レートを確認しリスクテイクできる方におすすめと言えるでしょう。
9. FX
FX(外国為替証拠金取引)とは、米ドルと日本円のように2つの通貨間で為替取引をし、為替差益で資産を増やす方法です。
FXはレバレッジ効果が特徴のハイリスク・ハイリターンの投資手法です。証拠金と呼ばれる担保を使い、少ない元手から何倍もの取引ができるため大きなリターンを期待できます。しかし元本保証はなく、レバレッジが効く分、損失も大きくなる可能性があります。
大きな損失の可能性を受けいれつつ、大きなリターンを狙いたい方や、資金に余裕があり為替取引に興味がある方におすすめです。
資産運用を始める4つのステップ
資産運用の始め方を4つのステップに分けて解説します。何のために運用するのかを明確に決めてから投資方法を選びましょう。
1. 運用目的を決める
資産運用をお考えの方は、まずは運用の目的を決めましょう。運用目的がはっきりすると、いつまでにいくら資産を増やすといったゴール(運用目標)も定まり、運用方法を選びやすくなります。
「5年後までに月20万円の不労所得を得て、楽しく老後を過ごすための収益の柱にしたい」など何のために、いつまでに、いくら資産を増やしたいと決めてから運用方法を選びます。
2. 運用方法を選ぶ
自身のリスク許容度を考慮しつつ、運用方法を選びましょう。
多額の資金を短期間に必要とするのであれば、株式投資やFXなどのハイリスク・ハイリターンの投資商品などが選択肢に入りますが、大きな損失が出ても冷静に対応できるか、許容できる範囲かの確認が大切です。大きなリスクを避けたい方、運用期間が20~30年以上の長期を検討する方は、景気に左右されにくいコインランドリー投資を選ぶ方法もあります。
3. 情報収集する
運用方法が決まったら、資産運用を始めるために必要な情報を集めて知見を蓄えましょう。
資産運用全般に使える基礎知識はもちろん、運用予定の投資方法の始め方や失敗しないコツなどを知ることが重要です。投資に関する情報は本やインターネットからでも得られますが、TOSEIが開催しているような投資セミナーに参加すれば、専門家から直接話を聞いたり質問したりできるので、効率よく必要な情報が手に入ります。
4. 必要な準備を行い運用を開始する
資産運用の種類ごとに必要な準備は異なります。株式や投資信託などは証券会社への口座開設や口座へ入金すれば取引を開始できます。
コインランドリー投資のような実物資産の場合は、フランチャイズ本部の選定や立地決め、店舗の建設や設備の購入準備などが必要です。
運用方法によっては、かなり準備に時間と資金を要する場合もあるので、運用開始までのスケジューリングをしっかり行うとともに、運用のパートナー選びも重要です。
資産運用で失敗を避けるコツ
資産運用で失敗しないためのコツは2点で、分散投資と少額から始めることです。
異なる値動きをする複数の投資商品に分散投資をすれば価格変動のリスクを抑えることにつながります。自分がどれくらいの金額までリスクを取れるか(リスク許容度)を判別するためには、少額から資産運用を始めることが賢明です。
コインランドリー投資なら、いきなり大型店を構えて設備投資を積極的に行うのではなく、小規模の店舗の運営から始めてみるのがよいでしょう。
資産運用を始める際の注意点
資産運用を始める際には、生活費やライフイベント用の貯金からではなく、なるべく余剰資金で始めることが大切です。初期費用が比較的高い不動産投資やコインランドリー投資の場合、ローンを組む際には入念な資金計画が重要なため、助成金や補助金の利用も検討するとよいでしょう。TOSEIの経営セミナーでは、補助金や優遇税制などの活用方法もお伝えしています。
まとめ
資産運用の種類や始め方を紹介し、資産運用を始めるときの注意点などを解説しました。
資産運用で失敗しないためには、分散投資をすることと、少額から始めることが重要です。株式や投資信託などの金融商品だけでなく、不動産投資やコインランドリー投資などの実物資産の運用を行うことで、分散投資が期待でき、所有する財産の安定化につながると考えられています。
空室問題などのリスクがあるため不動産投資は難しいと感じたら、コインランドリー経営を検討するのもおすすめです。安定した収益化が見込め、フランチャイズであれば専門知識は必要ないため、初心者でも経営が可能です。
大型コインランドリー機器トップシェアのTOSEIでは、コインランドリー開業のためのサポートを行っています。高利回りや集客成功のポイントなど、定期的に無料セミナーを開催していますので、まずは一度ご参加ください。
※当記事の内容は、時勢に合わせた情報を元に編集しておりますが、時間の経過により情報が古くなる場合がございますのでご了承ください。
又、各記事詳細につきましては、各専門家へお問い合わせいただきますようお願いいたします。
おすすめ記事一覧
起業の成功事例を紹介!共通点や失敗の原因・準備するポイントも解説
詳しくはこちら起業を成功させるためのポイントは?必要な手続きや起業する手順を徹底解説
詳しくはこちら独立開業しやすい仕事12選|小資金でも始められる・初心者でもできるなどの仕事を紹介
詳しくはこちら独立開業のメリット・デメリットは?手段や必要な準備・独立開業しやすい職種も解説
詳しくはこちら不動産投資で資産運用をする方法からメリット・成功ポイントまで解説
詳しくはこちらおすすめの資産運用セミナー3選!選び方や怪しいセミナーの特徴も解説
詳しくはこちら資産運用の相談先はどこが良い?選び方や必要な準備について解説
詳しくはこちら初心者におすすめの資産運用5選!選び方や始める際のポイントも解説
詳しくはこちら