TOP 特集・コラム 敷き布団の正しい洗濯方法!自宅やコインランドリーでの洗い方のコツ

敷き布団の正しい洗濯方法!
自宅やコインランドリーでの洗い方のコツ

毛布の正しい洗濯方法は?自宅やコインランドリーでの洗い方のコツ・料金

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こんにちは。TOSEIライターチームです。

快適な睡眠に欠かせないのが、毎日使う寝具のお手入れ。シーツや布団カバー、パジャマなどをこまめに洗濯することはもちろん、布団もできるだけ清潔な状態で使いたいですよね。でも、布団は大きいので洗濯はムリ…と思っていませんか?そんなあなたに、今回は手軽にできる敷き布団の正しい洗濯方法をご紹介します。

この記事で分かること

・ダニやカビを防ぐために敷き布団の洗濯は必要

・天日干しでは敷き布団の完全なダニ退治はできない

・自宅でもできる敷き布団の洗濯方法

・コインランドリーなら手軽に敷き布団の洗濯ができる

目次

敷き布団を洗濯した方がいい理由とは?

敷き布団の汚れのほとんどは、汗による水溶性の汚れと皮脂による油性の汚れ。汗に含まれているタンパク質や塩分、アンモニアなどの汚れはダニの餌となり、敷き布団はダニにとって最高の繁殖場所になります。ダニやカビは、喘息やアトピー、鼻炎などの要因となるアレルゲンで、悪化すると肺炎や気管支炎などを引き起こす可能性も。敷き布団の中には数千〜数万匹ものダニがいるといわれており、何も対策をしなければどんどん増えていきます。
また、小さなお子さまがいるご家庭では、おねしょで汚れることもありますよね。健康と快眠のためにも、できるだけ敷き布団は清潔な状態を保ちたいものです。

布団を干すだけでは効果がないの?

ダニ対策のために布団を干すのは一般的ですが、それだけでは効果がありません。ダニを死滅させるには、50℃以上の熱を20~30分程度かける必要があり、天日干しだけでは除去することはできないのです。ダニは明るい場所を嫌うため、日光が当たるとふとんの奥や裏側に逃げてしまいます。ダニ退治の効果を上げるためには、日光を吸収する黒い不織布を布団にかぶせて、表裏をそれぞれ干してください。そうすることで50℃以上の高温となり、ダニ退治の効果は上がりますが、布団の中にはダニの死がいやフンが残っています。布団を取り込んだ後は、しっかりと掃除機をかけましょう。

敷き布団は自宅で洗えるの?

敷き布団をご家庭で洗うことは可能ですが、いくつか条件があり、注意が必要です。敷き布団の洗濯は、お手軽にできるコインランドリーの活用がオススメではありますが、まずはご家庭での洗濯方法からご紹介します。

①洗える素材かどうかをチェック

まずは、敷き布団についている洗濯表示をチェックし、水洗いできるかどうかを確認します。「洗濯機マーク」「手洗いマーク」が付いていれば水洗いは可能。洗濯表示に「バツ印」がついている場合は水洗いできませんので、クリーニングに出しましょう。

②洗濯機に入るかどうかをチェック

「洗濯機マーク」が付いている敷き布団を洗濯機で洗う場合も、該当する容量が入る洗濯機が必要です。布団の重さとご自宅の洗濯機の容量が合うかどうか事前にご確認ください。また、洗える素材であっても、キルティング加工がされてないものは、そのまま洗濯すると中の素材が動いて型崩れする可能性があり、控えた方がいいでしょう。

③乾かす環境は大丈夫?

敷き布団は大きいため、ベランダや庭、室内などに乾すスペースがあるのかを確認しましょう。一般的に、羽毛や真綿の素材は日陰干し、ポリエステルや綿の素材は日干しが適しています。敷き布団は乾きにくいため、表面が乾いても中身は生乾きになる場合も。乾ききらないまま収納すると、カビや雑菌の発生や嫌なニオイの原因になるため、完全に乾くまで干すようにしましょう。少なくても2日間は干す必要があり、洗濯する当日はもちろん、次の日の天候もチェックしてください。

自宅の洗濯機を使った洗濯方法

自宅の洗濯機を使って敷き布団を洗濯する際のポイントと手順をご紹介します。

①洗濯ネットに入れる

洗濯ネットを使用しないで洗濯機に入れてしまうと、生地がこすれて破れてしまう可能性があるため、敷き布団が入る大きさの洗濯ネットを用意。敷布団を縦に3つ折りし、端からくるくると空気を抜きながら巻いて洗濯ネットに入れます。

②中性洗剤と柔軟剤を投入

洗剤は水に溶けやすい液体タイプの中性洗剤がおすすめです。液体タイプの柔軟剤も投入すると、ふっくらと仕上がります。

③洗い方のコースを選択

「布団」や「毛布洗い」などの専用コースがあれば選択。なければ「手洗い」や「オシャレ着」など、優しい洗い方になるコースを選択しましょう。通常のコースしかない場合は、洗濯時間は6分程度、すすぎは2回、脱水は1〜2分程度が目安です。

④脱水する

洗濯機の脱水は布団への負担が大きいため、1~2分程度が目安。長時間脱水すると、生地を傷めたり、中の素材が偏ってしまう可能性があります。

⑤M字型にかけて干す

物干し竿を2本使って、敷き布団の端をそれぞれにかけ、間を少したるませるようにM字型にかけましょう。風が通りやすくなって乾きが早くなり、重みが軽減されて中の素材の偏りを予防できます。直射日光は色落ちの原因となるため、外干しする時は布団の上にカバーをかけましょう。

浴槽を使った洗濯方法

手洗いのみ可能な素材の場合や、洗濯機では洗えない大きなサイズの敷き布団の場合は、浴槽を使って揉み洗いする方法もあります。

①浴槽に水を張り洗濯液を作る

まず浴槽に半分ほど水を張り、オシャレ着用の中性洗剤を入れてしっかりと混ぜ、洗濯液を作ります。洗剤の量は、表示されている使用量を参考に、大体の分量で構いません。

②浴槽に敷き布団を入れて洗う

浴槽の洗濯液の中に敷き布団を入れ、足で踏みながら汚れを浮かせます。全体を踏み終えたら、裏返して反対側も同じように踏み洗いします。

③汚れた水を捨て真水ですすぐ

汚れた水を捨てて、キレイな水を張りながら足でまんべんなく踏んですすぎます。2~3回ほど繰り返して泡が出なくなったら、浴槽から布団を出します。

④洗った布団を脱水する

洗った布団を浴槽の縁などに掛けて、水が落ち切るまで待ちます。1時間ほど経って水分がある程度抜けたら、物干し竿でしっかり干しましょう。

自宅で洗濯できない場合のケア方法

敷き布団は自宅でも洗濯できますが、洗濯機で洗えたとしても、なかなかにたいへんです。こまめなケアを考えている方には、お手軽にできるコインランドリーやクリーニング店の活用をオススメします。

①水洗い可の場合は:コインランドリーへ

敷き布団の素材が水洗い可能でも、自宅の洗濯機に入らない場合、浴槽で洗うことはできますが、手間も時間もかかります。そのような場合は、布団が洗える大型の洗濯乾燥機を取り扱うコインランドリーを活用しましょう。

②水洗い不可の場合は:クリーニング店へ

洗濯表示が水洗い不可の敷き布団は、クリーニング店に出します。お店によって対応できない素材もありますので、持ち込む前に対応可能か確認しておくと安心です。一般的なクリーニング店で対応できない素材でも、布団専門のクリーニング店なら対応してもらえる可能性があるので、問い合わせてみましょう。

敷き布団はコインランドリーで洗うのがオススメ!

水洗いできる敷き布団でも、ご家庭で洗濯するのは、乾燥の手間などを考えるとちょっと負担が大きいですね。日常的に敷き布団を洗濯するなら、手軽にできるコインランドリーがオススメです!

コインランドリーで敷き布団を洗うメリット

①敷き布団を洗う・干す手間を省き、家事の時短になる
②自宅の洗濯機では洗えない大きいサイズの敷き布団を洗濯できる
③「敷きふとんが乾かせる乾燥機」で、敷き布団の乾燥がラク&スピーディー
④まるで買いたての敷き布団のようなふんわりとした仕上がりに
⑤即日仕上がりなので、洗濯したその日から清潔な敷き布団が使用できる

コインランドリーで敷き布団を洗ってみましょう!

まずはコインランドリーで洗える素材をチェック!

洗濯マークが付いているものと手洗いの表示がある化繊布団は、基本的には洗えます。しかし、真綿の布団や羊毛布団はNGです。お手持ちの敷き布団の素材を事前にチェックしましょう。

敷き布団で洗濯、乾燥できるもの

洗濯乾燥機のコースの選び方

敷き布団は「敷きふとん洗濯」コースがある洗濯機で洗います。 敷き布団は素材によってそのまま洗えるものと、敷き布団保護カバー「敷き布団巻きネット」を使用した方がよいものとがあります。打ち直しの敷き布団やキルティング加工されていない敷き布団は、保護カバーをつけることで中綿のかたよりを防ぐことができる場合があります。

敷き布団を洗ってみよう!洗濯乾燥機の使い方

<敷き布団保護カバーが不要な場合>

①敷き布団を折りたたむ

まずは広げた敷き布団を横半分に折り、さらに横に折り込んで洗濯機へ。

②敷き布団を洗濯機に入れる

敷き布団をドラムの内側にぴったりと沿わせるように入れ込み、真ん中が空洞になるようにします。

③コースを選択する

「敷き布団洗濯コース」を選んで洗濯開始。ドラム内の回転方向を工夫した「ふとん遠心プログラム」により、中の綿がよれずに仕上がります。

④洗濯終了コールを設定

TOSEIのコインランドリーは、利用終了前に電話で知らせてくれる「洗濯終了コール」を搭載。設定すれば、外出するなど待ち時間を自由に活用できます。

⑤洗濯終了、布団を取り出す

待つこと30分。洗濯が終了したら、濡れた敷き布団を取り出します。

⑥敷き布団乾燥機に投入

TOSEIの敷き布団乾燥機は、敷布団1枚あたりの乾燥時間はなんと20〜30分!女性でも手軽にセットできます。

⑦乾燥終了、ふわふわの仕上がりに!

30分後に乾燥終了。まるで新品のようなふわふわの仕上がりに感動!

<敷き布団保護カバーが必要な場合>

①敷き布団保護カバーをつける

打ち直しの敷き布団やキルティング加工されてない敷き布団は、敷き布団保護カバー「敷布団巻きネット」をつけましょう。まずは、ネットの上に敷布団をのせて両角を挟み込みます。

②敷き布団を折りたたんで洗濯機へ

敷き布団をくるくると巻き込み、ネットをかぶせます。両ファスナーを手前に引き止めて真ん中で二つ折りし、洗濯機へ。あとは保護カバーが不要な場合と同様の工程です。

洗剤を使わずに敷き布団のケアができる
「リフレッシュスチーマー」にも注目!

「TOSEIの「リフレッシュスチーマー」という機器を使えば、水洗いより手軽に清潔に。機器に布団をセットすると、高温スチームと消臭除菌剤が噴出され、洗剤を使わなくても中綿まで清潔に仕上げてくれます。しかも、殺ダニ率はなんと100%!女性やご高齢の方でもラクに簡単に敷き布団のセッティングができ、ボタンを押すだけで手軽に敷き布団をリフレッシュできます。敷き布団や掛け布団のほか、羽毛布団や毛布、カーペットなどにも利用することが可能です。

機器の詳細はこちらよりご確認ください。

・FRDG-150 リフレッシュスチーマー
・FDG-100C , FDG-100S 布団など大型品用の乾燥機
※乾燥コースのみ

コインランドリーの魅力は、安い!お手軽!スピーディー!

敷き布団をコインランドリーで洗った場合、料金は1枚約2,100円。布団洗いの専門サービスを利用するよりも、リーズナブルに利用できます。また、洗濯・乾燥にかかる時間は、敷き布団1枚40〜90分程度。布団洗いの専門サービスなら数日かかる場合もあり、仕上がりの速さはダントツです。ご家庭で洗濯できる場合でも、乾燥にかかる手間と時間はちょっとハードルが高め。敷き布団を洗濯するなら、安く・お手軽に・スピーディーにできる、コインランドリーを利用するのが断然オススメです!

最後に

洗濯してふんわり仕上がった敷き布団に寝ると、肌触りも心地よく、とても快適な睡眠へ。ダニの心配もなく、昨日までの寝心地がウソのようです!ついつい布団は洗えないと思いがちですが、コインランドリーを活用すれば、いつでも清潔な快眠生活が実現します。健康のために、毎日を心地よく過ごすために、キレイな布団ケアを心がけましょう!