ダニ99%減!布団のダニ・アレルギー対策はコインランドリーが有効です
こんにちは。TOSEIライターチームです。
布団(ふとん)はダニの温床です。放っておけば気管支喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎などを引き起こす原因になりかねません。とはいえ、ご家庭で布団を丸洗いするのはなかなか難しいのではないでしょうか。そこでぜひ活用いただきたいのがコインランドリーです。コインランドリーを上手く利用して布団を洗濯し、アレルギーからご家族を守りましょう。
この記事で分かること
・布団はダニの温床です。きちんとケアをしなければアレルギーの引き金になりかねません。
・アレルギー対策では特にダニ対策が重要とされています。
・布団は天日干しをするだけではダニは除去されません。
・コインランドリーを活用すればダニは99%死滅されます(検証結果あり)
目次
アレルギーに悩む人が増えています!
「気管支喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎……。最近、アレルギーに悩んでいる人が周りに増えたような……」
そう感じている人は多いのではないでしょうか。
アレルギー(アレルギー症状)を持つ人は近年急速に増えています。厚生労働省の調査によれば、2005年に日本人の約3人に1人が何らかの疾患を抱えているといわれていました。ですが、2011年にはなんと約2人に1人といわれるほど増加しているのです。
では、なぜアレルギーが増えているのでしょうか?
私たちの体には、細菌・ウイルス・寄生虫などの感染性微生物や異物などから身を守るための「免疫」という仕組みが備わっています。この免疫の働きが、現代社会の環境やライフサイクルの変化によって異常をきたし、アレルギーを引き起こす要因となっているのです。私たちの身の周りには、アレルギーの原因物質となるアレルゲンがたくさん存在しています。食べ物、花粉、そしてダニ……、アレルゲンが私たちの体の中に入り込むと、免疫によってこれらを排除しようと、くしゃみ、発疹、呼吸困難といったさまざまな症状となって現れるのです。
アレルギーの改善にはダニ対策が特に重要
アレルギーを改善するには、原因物質となるアレルゲンを除去・回避することが何より大切です。気管支喘息やアトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎などでは、室内アレルゲンといわれるダニやカビ、動物の毛・フケなどが原因となりますが、その中でもダニ対策は特に重要といわれています。
ご家族のアレルギーが心配というママも多いかもしれません。お子さまの気管支喘息の予防でも、ご家庭でダニ対策を中心とした環境整備を行うことが大切です。特に乳児期から幼児期にかけては、アレルギーの原因となるアレルゲンが食べ物からダニやハウスダストなどに変化していくとされ、その後の喘息発症のリスクを高めるメカニズムが解明されつつあります。ダニ対策を行うことがアレルギーの予防につながる可能性があるということです。ちなみに、アトピー性皮膚炎を発症している場合には、皮膚を炎症がない状態に保つことで、皮膚から体内にダニやハウスダストなどの吸入アレルゲンが進入するのを防ぎ、喘息の発症予防にもつながる可能性があるとされています。
布団を干すだけではダニは除去できない!?
皆さんは日常の暮らしの中でどのようなダニ対策を行っていますか?
アレルゲンとなるチリダニ(ヒョウヒダニ)は、人のアカやフケが大好物。これらを餌として繁殖し、布団やソファー、じゅうたんなどに多く生息しています。また、生きているダニだけでなく、死がいやフンもアレルゲンとなる厄介な存在です。
特にダニの住みかとなりやすい布団には注意が必要です。ダニを殺すには60℃以上の熱水処理や熱風によって乾燥させることが必要です。つまり、一般的によく行われている天日干しなどでは、布団を乾燥させることで確かにダニは増えにくくはなりますが、生き延びたダニはすぐに繁殖してしまうのです。また、冷水で洗濯しても生きているダニを退治することはできません。
ダニ対策にはコインランドリーが有効
そこでぜひ活用していただきたいのがコインランドリーの洗濯機乾燥機です。「えっ!コインランドリーで布団が洗えるの?」と驚く方もいるでしょう。実は今、布団洗いができる大型機器を導入するコインランドリーが増えているんです。 コインランドリーの乾燥機を使ってガス熱風で高温乾燥すれば、熱に弱いダニを一網打尽にすることができます。
使い方はとっても簡単。敷布団を縦二つに折って洗濯乾燥機のドラムの内側に沿わせるようにセットするだけで準備完了。あとは「敷布団洗濯コース」を選択します。こうして布団を丸洗いした後は、敷布団専用の乾燥機に布団をかけるだけです。初めてでも気軽にご利用いただけます。
【民間の検証機関で実験しました】
敷き布団専用乾燥機の高温乾燥でダニは99%死滅
では実際、コインランドリーの洗濯乾燥機でダニをどこまで除去できるのでしょうか。愛研という外部機関の協力を得て実験を行いました。この実験では、生きているダニが入ったクッションを敷き布団6箇所に縫い付け、通常通りに30分間の洗濯した後、50分間乾燥させます。その結果、ダニがどの程度死滅しているかを調査しました。
こちらの試験の結果は……、なんとダニが99%も低減しました!
- ●民間の検証機関による検証結果
- 洗濯30分、乾燥(100℃)50分を行なった場合のダニの低減率
- ※比較対照区A:処理区と共に試験実施場所に搬送した未洗濯品
※比較対照区B:温度25℃,湿度75%(RH)で保管した未洗濯品
※このデータは民間の検証機関で検証した実証データです
ダニをほぼ死滅させることができた秘密はTOSEIの敷き布団乾燥機にあります。この乾燥機は山形の台になっており、ここに布団を掛けます。この台に空いた計18,000個の通気穴を通じて熱風を布団の隅々まで送り込むことで、布団内部の温度は最高約80度まで上がります(下のグラフをご覧ください)。この構造により、シングルサイズのポリエステル素材の布団なら約20~30分、綿布団でも約40~60分と短い時間で乾かせます。その結果、高温に弱いダニをほぼ死滅させることができました。
清潔ふかふかの布団で快眠をお約束
もちろん、クリーニング店でも布団の洗濯・乾燥はできますが、預けてから戻ってくるまで2~3日はかかってしまいます。その点、コインランドリーであればその日に持ち帰ることができます。ダニやハウスダストはもちろんのこと、汗やホコリにまみれた布団を洗わないのは不衛生。コインランドリーでの布団洗い、試してみてはいかがでしょうか。
これで実験!
- 洗濯乾燥機 SF-355Cの特長
- 敷布団丸洗いのための「布団遠心プログラム」を搭載
- 敷き布団専用乾燥機 FDG-100Cの特長
- スピード乾燥(約20分~)を可能にする18,000個の熱風通気穴
3ステップで軽々スムーズ!セッティングしやすい設計
関連動画〜【布団専用ガス乾燥機】敷布団の洗い方〜
まとめ
現代において、アレルギー対策は健康で快適な生活を送る上でとても重要な事となりました。特に布団については、ご家庭でのケアは一苦労だという方も多いでしょう。また天日干しでは肝心のダニはなかなか死滅されないことも分かりました。コインランドリーを活用いただくことで、簡単に布団が清潔にケアできるだけでなく、ダニも高い確率で死滅できることがわかりました。ぜひ、コインランドリーを活用して清潔で快適な布団洗いを体験してみてください。
コインランドリーに布団洗い専用の洗濯乾燥機や乾燥機を導入されたいオーナー様、コインランドリーを出店してみたい方は、まずはお気軽にお問い合わせください。