こたつ布団はコインランドリーで洗える?料金や使い方を解説!
こんにちは。TOSEIライターチームです。
近年、カフェの併設店や綺麗でオシャレなコインランドリー店舗が増えたことで、コインランドリーがぐっと身近になったと思いませんか?全国に続々と新規店舗が開店されていますが、実は意外と「これってコインランドリーで洗えるの?」と、洗濯物の種類によってはコインランドリーでの洗濯や乾燥が可能なのかどうか、疑問に持たれる方も多いんです。
本記事では「こたつ布団はコインランドリーで洗えるの?」という疑問についてコインランドリーのプロTOSEIがお答えします。
※本記事はTOSEIの機器(洗濯機・乾燥機・洗濯乾燥機)を基準とした内容になります。
他社様製品の場合は条件が異なる場合もございますのでご注意ください。
この記事で分かること
・コインランドリーでこたつ布団は洗濯・乾燥が可能です。
・具体的な洗い方、機器の使い方をご紹介。
目次
こたつ布団はコインランドリーで洗濯・乾燥できる?
こたつ布団も掛け布団同様にコインランドリーでの洗濯と乾燥が可能です。 洗濯乾燥機をご利用いただく場合、こたつ布団は「ふとん洗いコース」ではなく、通常の洗濯物と同じ「洗濯乾燥コース」で洗濯してください。乾燥まで一気に仕上げます。TOSEIの洗濯乾燥機の「洗濯乾燥コース」は、一般の衣類をはじめ、アクリルの毛布が洗濯から乾燥までできるように設定されています。こたつ布団はこのコースで大丈夫です。
また、TOSEIの機器にはふとん専用乾燥機やリフレッシュスチーマーというふとんのメンテナンスに特化した乾燥機がありまして、そちらもお使いいただけます。こたつ布団を通常の洗濯機で洗濯いただいた後、専用の台にふとんを掛けるだけでセッティングもラクラク、乾燥時間は通常の約1/9と、驚きのスピードで乾燥させることが可能です。
リフレッシュスチーマーは、洗剤を使用せずに高温スチームと消臭除菌剤の噴霧によりふとんをリフレッシュさせることができるふとん乾燥機で、ふとんにおける殺ダニ率はなんと100%なんです。
こたつ布団のサイズ別の料金
こたつ布団をコインランドリーで洗う際の料金についてご紹介します。
洗濯から乾燥までのトータル料金の相場は、おおよそ1,600円〜2,200円です。
クリーニングに出すよりもはるかに安く、手軽に洗濯できるのがコインランドリーの魅力です。
洗濯料金の相場
こたつ布団乾燥の料金は、600〜1,000円程度が相場です。洗濯機の容量や使用時間が長いほど料金が高くなるため、こたつ布団のサイズに合った洗濯機を選ぶことが、無駄な費用を避けるポイントです。
※掲載の料金は参考価格です。コインランドリー店舗によって金額が異なりますので詳しくはご利用時に店舗へ直接ご確認ください。
こたつ布団(Mサイズ)一枚
・容量12kg:600~800円
こたつ布団(Lサイズ)一枚
・容量17kg:800~1,000円
こたつ布団2枚
・容量22kg:1,000円~1,200円
乾燥料金の相場
こたつ布団乾燥の料金は、600〜800円程度が相場です。乾燥機も容量が大きく、時間が長いほど料金が高くなりますので、こちらもサイズに合わせて選びましょう。
※掲載の料金は参考価格です。コインランドリー店舗によって金額が異なりますので詳しくはご利用時に店舗へ直接ご確認ください。
こたつ布団一枚(Mサイズ/Lサイズ)
・容量14kg:600~800円(60分)
こたつ布団2枚
・容量25kg:1,000円~1,200円(60分)
洗濯乾燥機を利用する場合の相場
洗濯機と乾燥機を一体で使用する場合、こたつ布団1枚あたり1,000〜1,400円、2枚の場合は1,400円~1,800円ほどかかります。この方法だと、洗濯から乾燥までを一度に済ませることができるので便利です。
※掲載の料金は参考価格です。コインランドリー店舗によって金額が異なりますので詳しくはご利用時に店舗へ直接ご確認ください。
こたつ布団一枚(Mサイズ/Lサイズ)
・容量15Kg:1,000円~1,400円(60分)
こたつ布団2枚
・容量22Kg:1,400円~1,800円(60分)
こたつ布団をコインランドリーで洗濯する方法
こたつ布団は家庭用洗濯機では洗いにくい大物です。しかし、コインランドリーを使えばきれいに洗濯・乾燥できます。ここでは、コインランドリーでこたつ布団を洗濯する手順を詳しく紹介します。
1. 洗濯マークを確認する
まずは、こたつ布団の洗濯マークを確認しましょう。桶に×印がついている場合や、桶に手がついているマークは洗濯機での洗濯ができません。また、乾燥機を使用する場合は、タンブラー乾燥(タンブル乾燥)が可能かどうかもチェックしてください。タンブラー乾燥が可能な場合、マークには正方形の中に〇があり、点が1つまたは2つあります。×印が重なっている場合は、乾燥機の使用も避けましょう。
2. 予洗いをする
こたつ布団に気になる汚れやシミがある場合は、洗う前に予洗いをするときれいに仕上がります。さらに、物干しざおにかけて布団たたきではたき、ゴミやほこりを取り除いておきましょう。乾いているときにはたけば簡単に落ちますが、濡れると落ちにくくなります。
※予洗いとは
洗濯機に入れる前に汚れがひどい部分を手洗いしたり、プレウォッシュ液に浸透させたりして、洗濯機だけでは落としにくい汚れを予め落とすことをいいます。
3. キルティング加工を確認する
こたつ布団にキルティング加工が施されているか確認しましょう。キルティング加工とは、中綿が移動しないように生地同士を縫い合わせる加工方法です。加工されている布団は洗濯しても中綿が偏りにくいですが、されていない布団は中綿が偏ってしまう恐れがあります。このような布団は、コインランドリーではなくクリーニング店に任せたほうが安心でしょう。
4. ほつれがないかを確認する
洗濯前に、こたつ布団にほつれがないかを確認してください。ほつれた部分があると、中綿が洗濯中に飛び出す恐れがあります。ほつれが見つかった場合は、縫い直してから洗うか、クリーニングに出しましょう。
5. こたつ布団を紐で縛る
洗濯中にこたつ布団が型崩れするか不安な方は、布団をロール状に丸めて紐で縛ると良いでしょう。紐は綿素材のもので、洗濯中にほどけない頑丈なものを選びましょう。(紐で縛ることは必須ではありません)
6. 布団に合った洗濯機を選ぶ
こたつ布団のサイズに合った洗濯機を選びましょう。洗濯機の容量(重量)を確認し、こたつ布団が適量ラインに収まるかどうかをチェックします。詰め込みすぎると均等に洗えず、大きすぎる洗濯機はコストが高くなります。乾燥まで行える洗濯乾燥機を使う場合は、乾燥基準に合わせて容量を選ぶことが大切です。
7. 布団に合った乾燥機を選ぶ
洗ったこたつ布団を乾燥機にかける際は、容量の半分ほどが目安です。小さすぎると乾きにくいため、やや大きめの乾燥機を使いましょう。
こたつ布団の洗い方のコツ
きれいに仕上げるには、それぞれの機器を使うときにいくつかのポイントがあります。洗い方のコツを押さえておきましょう。
洗濯乾燥機
敷布団のように畳まずに、通常の洗濯物同様ざっくり機器に入れてください。こたつ布団を畳んで入れてしまうと、折り畳みの形がついたり、作動時に遠心力による機器内での偏りが生じ、機器が故障したりする恐れがあります。ご注意ください。
「洗濯乾燥コース」が終了したら、こたつ布団はここからさらに追加で30分〜1時間程度の乾燥が必要です。「洗濯乾燥コース」が終了後、一度中を確認いただき、乾燥具合をみて乾燥時間を追加してください。
また、もし専用の洗濯ネットをお持ちであれば、ネットに入れたほうが品質劣化を防げるためおすすめです。なければそのまま洗濯していただいても大丈夫です。なお、ファスナーやホックなどがついたものと一緒に洗濯すると、洗濯中に引っかき傷がつく恐れがあるため、そういったものとは分けて洗濯してください。
ふとん専用乾燥機
TOSEIのふとん専用乾燥機は、使い方に難しいコツなどはありません。ふとんを掛ける台を引き出し、そこにふとんをかけてバンドで固定するだけで女性でも楽にセッティングできます。
リフレッシュスチーマー
コースは、スチームリフレッシュと乾燥のみの2つ。「スチームリフレッシュコース」は、高音スチームと消臭除菌剤でふとんをリフレッシュさせます。 「乾燥のみコース」は、洗濯機にて洗濯した後に、乾燥用でご使用ください。台に空いている18,000個の熱風通気穴でふとんの隅々まで熱風を送り込み、従来の1/9の時間で乾燥させることができます。
機器の詳細はこちらよりご確認ください。
FRDG-150 リフレッシュスチーマー
FDG-100C, FDG-100S 敷きふとん専用乾燥機
※乾燥コースのみ
こたつ布団をコインランドリーで洗濯する際の注意点
コインランドリーでこたつ布団を洗うときには、いくつかの注意点があります。以下のポイントを参考にして、こたつ布団を上手に洗濯・乾燥させましょう。
乾燥時間は1時間程度にとどめる
コインランドリーの乾燥機は、60〜80℃の高温になるため、乾燥時間は1時間程度に留めるのが安全です。高温で長時間乾燥させると、生地が硬くなったり、中綿や糸が縮んだりする恐れがあります。ダメージを防ぎ、全体を均一に乾かすためにも、乾燥の途中でこたつ布団を裏返すとよいでしょう。
洗濯ネットから取り出してから乾燥させる
洗濯時には型崩れ防止のために洗濯ネットや紐を使用しますが、乾燥時にはこれらを外してください。ネットや紐が付いたままだと、熱風が全体に行き渡らず、生乾きの原因となります。乾燥機にかける際は必ずネットや紐を外し、全体に均等に温風が当たるようにしましょう。これにより、ムラなく均一に乾かすことができます。
湿気はしっかりとってから収納する
乾燥が終わった後でも、こたつ布団には湿気が残っていることがあります。そのまま収納すると生乾き臭やカビが発生する原因になります。こたつ布団は厚みがあるため、表面は乾いていても中綿が湿っていることがあるので注意が必要です。コインランドリーから持ち帰ったら、すぐに収納せず、天日干しで自然乾燥させましょう。
最後に
こたつ布団を洗濯したい方は、ぜひお近くのコインランドリーを活用してみてください。コインランドリーの高性能な洗濯乾燥機で洗い上げるので、洗浄力も乾燥力も家庭の洗濯機とは比べものになりません。乾燥後は仕上がりふんわり、スッキリきれいなこたつ布団で快適なおうち時間を過ごしましょう。
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