TOP 特集・コラム 業務用の真空パック機(真空包装機) 家庭用との違い|TOSEIの真空パック機(真空包装機)トスパックの優れた効果

TOSEIの真空パック機(真空包装機)
トスパックの優れた効果

真空パック(真空包装機)は幅広い分野で活躍しています

この記事で分かること

・業務用の真空パック機(真空包装機)とは。家庭用との違いついて
・業界トップシェアのTOSEIの真空パック機「トスパック」の特徴
・保存だけじゃない、幅広い活用方法と得られる効果がわかる

真空パック・真空包装機とは?

内部の空気を抜いて真空にすることで、なかに入れたものの品質を保つ真空パック(真空包装)。食品の保存や流通、テイクアウトやデリバリーの梱包、さらには工業製品の保管や輸送など、さまざまな場面で活用されています。最近では、食材をフィルムやポリ袋など入れ、低温で加熱する真空調理(低温調理)でも注目されるなど、真空パックはますます身近になっています。
そして、フィルムや袋のなかの空気を抜いて真空パックにするために用いる機器が「真空パック機(真空包装機)」です。

真空包装機ならどれでも同じじゃないの?
家庭用と業務用の違いは?

最近は、調理用としてご家庭でも気軽に取り入れられる真空包装機もたくさんの種類が販売されています。安価でコンパクトであることから、飲食店などの業務用利用でも導入しやすい家庭用製品を探される方も多いでしょう。

家庭用の真空包装機の多くは「ノズル式真空包装機」と呼ばれる機器です。袋のなかの空気を直接吸引するようなタイプです。

一方、業務用のしっかりした製品は「チャンバー式真空包装機」と呼ばれる機器です。チャンバーと呼ばれる部屋全体を吸引するようなタイプで、ノズル式に比べ真空度が強い点が特徴です。

業界トップシェアの実績
TOSEI(トーセイ)の真空パック(真空包装機)
「TOSPACK(トスパック)」とは

70年の歴史を持つ、高品質の国産真空パック機(真空包装機)

「TOSPACK」の開発・製造販売を行うのは、70年超の歴史をもつ日本の業務用機器メーカーTOSEI。真空パック機(真空包装機)のほかにも、業務用クリーニング機やコインランドリー用の洗濯乾燥機でも定評のある信頼のメーカーが自信を持ってお届けしています。

真空パックは真空度が命
TOSPACKの真空度は、99.9%! 業界最高水準です

業務用真空パック機(真空包装機)「TOSPACK」は、真空度99.9%という強い真空度を実現。家庭用の安価な真空包装機(39%以下)、海外製などドライポンプ式(40~50%)と比べて真空能力が大きく違います。この強い真空度により、長期保存や真空調理、冷凍含浸調理、液体の保管などにおいても安定したパフォーマンスが期待できます。

TOSEIの真空パック機(真空包装機)は
幅広い領域でお客様のビジネスに貢献します

TOSEIの真空パック機(真空包装機)は飲食関連以外でも幅広い業界で活躍しています。食品以外も、さまざまな製品の長期保存・防錆・防湿・防塵など安全性もプラスし、真空パックを取り入れることでさまざまな効果が生まれ、商品価値が高まります。

※真空度により、大きく変形する食材・商材もあります。
※成分や粘度により、真空パックに適さない食材・商材もあります。
※袋内の酸素が少なくなることにより、変色する食材もあります。
※事前に試験パックをしていただくことをお勧めいたします。

TOSEIの真空パック機(真空包装機)
TOSPACK(トスパック)の特徴は?

トスパックはさまざまな業界で活躍しています。業種によって真空パック(真空包装)できる製品や、そのメリットも異なりますので、業種別にご紹介します。

食品・調理・食品加工

真空包装が可能な食材

  • 個体
    肉・魚・野菜
    などの固形物
  • 液体
    液体のソース、スープ、煮物など(熱いものもそのままパック可能)
  • 粉類
    粉類を
    吸い込まない
  • 味付
    トスパックは真空度が強いため味付けにも最適

特徴 1

酸化・腐敗・乾燥防止

酸化・腐敗・乾燥防止

酸素を遮断することで、酸化による変色や細菌の繁殖を抑制。食材の水分蒸発を防ぎ、乾燥防止にも。冷凍焼けも起きません。

特徴 2

高温の状態でもパックが可能

高温の状態でもパックが可能

できたてアツアツをそのまま真空パック。冷却工程が不要になることで作業時間を短縮し、菌・埃の付着リスクも低減します。

※HVP-382N

特徴 3

味付け効率化・スピード化

味付け効率化・スピード化

食材の中の空気まで抜くことで、味付け・漬け込み時間を短縮。必要最小量の調味料で味が均一に浸透し、味むらもなくなります。

特徴 4

におい移り防止

におい移り防止

密閉された真空パックなら、ひとつの冷蔵庫・冷凍庫に並べても、におい移りの心配がありません。庫内での乾燥も防止します。

特徴 5

HACCPの衛生管理基準に適合

真空パックで密閉することで、食中毒菌の付着と増殖リスクを低減。また、二次汚染の防止、異物混入の予防にも効果的です。

特徴 6

袋で調理することで
ハラル料理も対応しやすく

真空パックした素材と調理でムスリムフレンドリーなメニューや、アレルギーなど隔離したい調理に最適です。より幅広い顧客を呼び込むきっかけに。

真空パック機(真空包装機)TOSPACKの導入で
人手不足の解消や調理が効率化されます

食品を真空パック(真空包装)して保存することで、通常の2〜3倍の日持ちを実現できると言われています。そのため、一括で仕入れて調理するまとめ調理や、仕込み調理など、下準備の幅が広がります。また、スピーディーに味が染みこむ真空調理によって、調理時間を短縮しながら味の均一化を実現し、無駄なくおいしく調理できます。

加えて、調理にかかる手間や時間を削減することで、結果的に人件費や光熱費の削減が見込めます。真空調理を活用することで調味料なども削減可能になり、調理にかかる全体の経費カットが期待できます。

工業部品・半導体

真空包装が可能な製品

  • 半導体
  • 精密機器部品
  • 基板・電子部品
  • 機械部品材料
  • 特殊金属
  • 化学工業薬品
  • 全固体電池
  • セラミックス

特徴 1

防塵・防湿・防錆

防塵・防湿・防錆

真空専用フィルムに品物を入れ、袋内の酸素を抜き、ヒートシールをする真空パック、袋内の酸素を抜いた後、窒素・アルゴンなどの不活性ガスを封入するガスパックは、塵はもちろん、錆や湿気を防ぎます。

特徴 2

どんな形状のものでも真空パックが可能

どんな形状のものでも
真空パックが可能

半導体のような精密機器だけでなく、樹脂材料、薬品、薬液などの固体、液体、粉体といったあらゆる形状の品物を真空パックできます。

特徴 3

反復ガスパック機能による高濃度パック

反復ガスパック機能による
高濃度パック

「ガス反復機能」による高濃度パックにも対応でき、医療系での活用に重宝します。

特徴 4

使える袋の種類が豊富

使える袋の種類が豊富

ポリ袋、透明ポリナイロン、紙(和紙)、表透明/裏アルミ蒸着、アルミ箔など多種多様な袋に対応します。

工業部品・半導体での活用事例

真空パック(真空包装)を活用した場合としなかった場合とでこんなに違いがでるんです。

真空パック

錆びない
ゴム劣化無し

錆び・劣化

ガスパック

角がある物の包装に適しています

配送・保管

真空包装が可能な製品

  • 大型製品
    布団・毛布など
    大型製品
  • アパレル製品
    衣類など
    アパレル製品
  • 生活用品
    タオル・クッションなど生活用品
  • 緩衝材
    発泡材などの
    緩衝材など

特徴 1

配送費用の削減

配送費用の削減

真空パックを活用することで同じダンボール箱に入る個数が10倍になれば送料は1/10に。東京から東京へ宅配便(ゆうパック)で輸送する場合では、1個あたり468円から46.8円にコスト削減できる計算です。

特徴 2

保管スペースの削減

保管スペースの削減

布団や毛布などの寝具、衣類などを真空パックすることで保管スペースを確保。管理コストの削減も可能です。

特徴 3

防湿・防カビ対策

防湿・防カビ対策

真空パックすることでダニや細菌を退治。防湿・防塵・防カビに絶大な効果が期待されます。

特徴 4

災害用備蓄品の保管

災害用備蓄品の保管

真空アルミパック袋で備蓄が可能な災害用トイレ処理セット、10年間の品質保証がされている防災備蓄用毛布袋など、真空パックが有事に備えてくれます。

真空パックでここまで圧縮!

最後に

いかがでしたでしょうか。TOSEIの真空パック機(真空包装機)トスパックはさまざまな業界で活躍し、食材や製品を保存するだけでなく、幅広い活用方法があることがお分かりいただけたかと思います。真空パック(真空包装)は袋の中の空気を抜ききり、真空度を高めることで高品質な真空状態を作り、品質劣化を防ぎます。この真空度の高さもトスパックは業界最高水準!人件費削減や人手不足解消にも役立ちます。ぜひご検討ください。

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