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コインランドリーと併設させるなら
どんな業態がベスト?

コインランドリー経営は儲からない?失敗しやすい理由や成功事例をご紹介!

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こんにちは。TOSEIライターチームです。
近年、コインランドリー事業に参入する人が増えています。しかしその一方で、「どう差別化したらいいの?」という悩みをもつ人も多くいます。そこで本記事では、コインランドリーの付加価値を高め、競合店舗との差別化にもつながる、コインランドリーとの併設におすすめの業態を紹介していきます。
※本記事はTOSEIの機器(洗濯機・乾燥機・洗濯乾燥機)を基準とした内容になります。他社様製品の場合は条件が異なる場合もございますのでご注意ください。

この記事で分かること

・コインランドリーの利用者が変化

・コインランドリーに併設させるおすすめ業態

・コインランドリーの差別化が必要な理由

目次

1. コインランドリーに併設させるおすすめ業態

コインランドリーに併設させるおすすめ業態

これまでコインランドリーの利用者は単身者が中心でしたが、現在では年齢や性別を問わず幅広い世帯に利用されています。女性の社会進出や共働き世帯の増加に伴って、週末にまとめて洗濯をする家庭や、家事の効率化を求める人が増えてきたことが理由に考えられます。
その一方でコインランドリーの利用は、洗濯機や乾燥機を回している間の過ごし方に課題がありました。そのため近年では、そうした待ち時間をビジネスチャンスに変えるべく、さまざまな事業をコインランドリーに併設する事例が増えています。
コインランドリーの利用者が広がるなかで、そのニーズを的確に捉え、それに応える業態をコインランドリーに併設できれば、相乗効果によって双方の収益を高めることができます。ここでは、コインランドリーと相性の良い代表的な業態をご紹介します。

カフェ

カフェ

近年、カフェとコインランドリーを併設する事業者が増えています。洗濯の待ち時間に手軽にコーヒーや軽食を楽しめるため、幅広い世帯にアピールできるからです。また、Wi-Fiやコンセントが完備されていれば、仕事や勉強をしたい人にとっても魅力的な場所となります。こうしたことから、カフェのコインランドリー併設は「洗濯の間にコーヒーを飲みたい」「一人の時間がほしい」「時間を有効に使いたい」といった多様なニーズに応えることができます。さらに、カフェに合わせてコインランドリー店舗の外装・内装をおしゃれにデザインすることができれば、イメージアップにもつながります。

コンビニエンスストア/スーパーマーケット

コンビニやスーパーとコインランドリーの併設も、相乗効果を期待できる組み合わせです。「買い物のついでに洗濯を済ませたい」という日常的なニーズを取り込むことで、多くの成功事例が生まれています。
コンビニやスーパーは幅広い世代が利用するため、コインランドリーを併設できれば、認知拡大や宣伝効果が期待できます。さらに駐車場があれば、大量の洗濯物や布団を車でコインランドリーに運びたいという利用者を取り込むこともできます。また、24時間営業のコンビニが併設されている場合は、常に人手や明かりがあることから、深夜のコインランドリー利用に安心感をもたせることができます。

コンビニエンスストア/スーパーマーケット

洗車場/ガソリンスタンド

洗車場/ガソリンスタンド

晴れの日は洗車場を利用する人が増加し、コインランドリーの利用は減少する傾向にあります。一方で雨の日は洗車場を利用する人が減少し、コインランドリーの利用が増加します。洗車場とコインランドリーを併設することで互いのウイークポイントを補完できるため、安定した集客が期待できます。
また、大量の洗濯物や布団を運ぶときは車の利用が多くなります。洗車場やガソリンスタンドがコインランドリーに併設されていると、洗濯の待ち時間に洗車や給油ができるため、利便性を高めることができます。

クリーニング店

クリーニング店とコインランドリーの併設は、洗濯に関わる多様なニーズの対応に有効です。自宅では洗濯できない大型の衣類やデリケートな服をクリーニング店に預け、日常の洗濯物はコインランドリーを利用する、という形です。クリーニング店の専門的なサービスとコインランドリーの手軽さを組み合わせることで、競合との差別化を図れます。

クリーニング店

エステティックサロン/ネイルサロン

エステティックサロン/ネイルサロン

コインランドリーの利用者に女性が増えてきていることから、エステティックサロンやネイルサロンとコインランドリーの併設もおすすめです。洗濯の時間を利用して施術を受けることができるため、忙しくて美容に時間を割けない女性客層にアピールできます。利用者自身もきれいになり、洗濯物もきれいになることで、その満足度も高くなるでしょう。利用者や土地のニーズによっては、整体施設の併設もおすすめです。

フィットネスジム

フィットネスジムとコインランドリーの併設も、現代人のライフスタイルに合った組み合わせといえるでしょう。洗濯や乾燥の待ち時間は1時間前後のため、ちょっとした運動時間に最適です。近年では共働き世帯が増えたことで、週末にまとめて洗濯をする世帯が増えています。また、運動不足も忙しい現代人の悩みの一つです。フィットネスジムとコインランドリーの併設は、こうしたニーズに応える一石二鳥のアイデアです。

フィットネスジム

銭湯

銭湯

銭湯とコインランドリーの併設は古くからある組み合わせで、もっともポピュラーな業態といえるでしょう。かつてコインランドリーの利用者は学生や独身の社会人といった客層が多かったため、「銭湯のついでに洗濯を済ませたい」というニーズがありました。近年においてはコインランドリーの利用者層は変化していますが、入浴をしている間に洗濯を済ませることができるメリットがあるため、今なお効果的な組み合わせです。

2. コインランドリーの差別化

コインランドリーの差別化

コインランドリーの出店数は、1999年に約12,000店だったものが、2021年には約25,000店にまで拡大しています。それ以降も年々新規参入者が増えていることから、ビジネスとしての注目度がうかがえます。しかしそれは同時に、競争が激しくなっていることを示しています。
コインランドリーの本質的な機能は“洗濯”のため、最新の洗濯機や乾燥機の導入によって効率的で高品質な洗濯体験を提供し、競合と差別化することは可能です。また、店内の清潔さや快適さを維持することやインテリアデザインにこだわることで、リピート率を高めることもできます。しかし近年では、そうした工夫だけでは競合店舗との差別化が難しくなってきています。
コインランドリー利用者の8割はリピーターと言われることから、「このコインランドリーをまた利用したい」と思わせることが重要です。事前調査や競合分析をしっかりと行って利用者のニーズを把握し、コインランドリーに併設する業態・サービスを工夫することで、独自の魅力を打ち出しましょう。

3. コインランドリーを経営するならTOSEIにご相談ください

コインランドリーを経営するならTOSEIにご相談ください

コインランドリーは現在、「ただ洗濯する場所」から「新しい洗濯体験を提供する場所」へと進化しています。利用者の満足度を上げ、リピーターを増やしていくためには競合店舗との差別化が重要です。
コインランドリービジネスの草創期から、時代の変化に合わせたサービスを展開してきたTOSEIでは、最新の設備や経営サポートだけでなく、コインランドリーに併設する効果的な業態・サービスのご提案も承っています。コインランドリー経営を検討されている方は、ぜひTOSEIにご相談ください。

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