新型コロナウイルスの殺菌に効果

オゾンの効果により新型コロナウイルスに対して奈良医大のチームが、オゾンでCOVID19の不活化に成功しております。また、インフルエンザウイルス、SARS、MERSに対しても同様に不活化は確認されております。

※参考資料

≪ オゾンの効果で殺菌可能な細菌・ウイルス ≫

  • 新型コロナウイルス
  • SARS
  • MERS
  • インフルエンザウイルス
  • ノロウイルス
  • 一般生菌
  • 黄色ブドウ球菌
  • 大腸菌
  • サルモネラ菌
  • レジオネラ菌
  • 緑膿菌
  • ボツリヌス菌
  • 腸炎ビブリオ菌
  • カビ類

※オゾンによる殺菌・ウイルスの不活化には、オゾン濃度や散布される時間などの要因が満たされなければ効果がありません。また、高濃度のオゾンは人体に影響があるため、正しい使用方法を厳守してください。
※オゾンによる殺菌・ウイルスの不活化は、オゾン散布時のみの効果で、オゾンを止めた後は効果が継続しません。
このため、機器を使用していても、菌・ウイルスに感染することがあります。

≪ 病原性細菌に対するオゾンの除菌作用の例 ≫

※本表は、本機種スペックではございませんのでお間違えのないようにお願い申し上げます。

オゾンに接触した菌は瞬時に不活性化(死滅)します。次亜塩素酸などとは異なり、溶菌と呼ばれる殺菌で耐性菌が出来ません。

オゾン効果による食中毒菌の変化

※注意※ オゾンは濃度が高いほど殺菌、脱臭の効果は高いですが、酸化による弊害が出ますので、必要以上に長い時間使用しないでください。

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オゾンとは

オゾン(O3)とは、大気中の酸素に対し、紫外線や雷の放電によって生成される、有臭無色の気体です。地上から約30Km上空にある成層圏にはオゾン層と呼ばれる厚さが2~3mm、濃度が10~20ppmの層があって地球を囲んでバリヤーを形成しています。このバリアは、太陽から発する強い紫外線の約95%を吸収して、地上への紫外線の到達を防いでいます。地上では高山や海岸、森林の中に0.03~0.1ppm程度存在し、爽やかな空気を作り出し、自然の浄化剤となっています。

オゾンの効果は「消臭」「殺菌」をはじめ、数多くあり用途は多いですが、人工的に生成した高濃度のオゾンは人体に悪影響があるとも言われています。正しい知識のもとに使用しましょう。

オゾンの特徴

  • 有臭、無色の気体(特有な臭気が有る)
  • 塩素の5倍以上の強力な酸化力がある
    (この酸化力に殺菌効果が起こる)
  • フッ素に次ぐ強力な漂白力がある
  • 原料が大気中の酸素のため、原料費がかからない
  • 反応後は酸素に戻り、残留性がまったく無い
  • 直接の高濃度オゾンは人体に危険
  • 食品添加物である

オゾンの発生には専用のオゾン発生装置をご利用ください

オゾンは天然自然物で、環境への不可が極めて少なく、また残留性が全くなく、反応後すぐに酸素に戻るので安全(塩素はトリハロメタンという発癌性物質が残留する)だと言われておりますが、高濃度のオゾンは人体に影響があったり(目的により有人時の使用が制限されることがある)、酸化力が非常に強いため電子機器やゴム等を劣化させることがあるなど注意が必要です。

また、オゾン発生装置には気体のまま室内に散布する方法と、水とミキシングしてオゾン水として使用する方法がある。オゾンの気体を作るのは比較的簡単なため機器も安価だが、オゾン水は生成が難しく、高濃度のオゾン水を生成する機器は高価でメンテナンスが大変です。
目的や用途に応じて、さまざまな機器がありますので、ぜひお気軽に相談してください。

オゾン発生装置の導入効果

殺菌・不活化
効果
食中毒菌や浮遊菌の殺菌、ウイルスの不活化の効果が非常に高く、耐性菌を作らない。
脱臭 効果
芳香剤などと違い、臭いを包み込むのではなく、オゾン(O3)が臭い分子と反応し、根本から分解する。
防カビ 効果
カビの胞子菌を細胞膜から破壊し、菌を死滅する。
漂白 効果
オゾン水はフッ素に次いで強力な漂白効果が
あることも確認されている。
油脂分解
効果
油脂分の分子の結合部にオゾンは入り、
油脂分が親水性に変化し固着が無くなる。
害虫・ネズミ
忌避 効果
オゾンエアを散布すると、ゴキブリやネズミ
が忌避し、他へ移動する。
※ただし、オゾンの発生を止めると戻ってくるため要注意
鮮度管理
効果
オゾンは青果を熟成させるエチレンガスを分解するため、
鮮度を長持ちさせる効果がある。
※ただし、バナナのように熟成にエチレンガスを必要とするものには使えない

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