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ネット通販・送料削減(衣料)
簡単操作の真空包装機「トスパックV-392」で
ネット通販事業で避けて通れないのが、物流コストの削減です。しかし配送料が値上げされたりメール便の厚さの規格が厳格化されたりと、ECサイトの運営企業は頭を悩ませているのではないでしょうか。
業界に逆風が吹く中、真空包装機トスパックV-392を活用して物流コストと人件費の削減を実現している企業にお話を伺いました。
業界を揺るがす物流コストの高騰
御社はどのようなビジネスを展開していますか?
当社はアパレル専門のネット通販企業の発送部門が独立して設立された会社です。親会社の発送業務を主軸に、他社のECサイトの発送業務代行にも力を入れています。
真空包装機トスパックV-392をどのように活用されているのでしょうか?
メール便に対応できる厚さに衣類を圧縮し、配送コストを抑えています。ストール、スウェット生地や裏起毛の服、コーデュロイのパンツなど、厚手の素材で単価が比較的低い商品に主に使用しています。単価が低い商品を宅配便で発送すると商品価格に対して送料が占める割合が高くなってしまい、購買意欲が低下してしまうからです。送料を抑えるためにもトスパックV-392は欠かせないですね。
トスパックV-392を導入したきっかけを教えてください
メール便の規制強化です。以前は厚さの上限が3.5センチで、多少オーバーしても大目に見てもらえることもありました。でもそれが3.0センチ、2.5センチとどんどん薄さが求められるようになり、1ミリでも厚ければ配送してもらえません。
仮に宅配便に切り替えると配送コストは2~3倍以上になるため、経営陣全員が頭を抱えていました。そんなときに知ったのが、真空包装で厚みを減らしてメール便で発送する方法です。さっそく何社もの製品を比較しました。
価格以上の価値がある!3ヶ月後に2台目を導入
数ある真空包装機(真空パック機) の中からトスパックV-392を選んだ理由を教えてください。価格は他社より高めだと思います。
最初は低価格の製品を探していました。でもデモ機を使ってみると、大きな問題が2つ出てきたんです。
まずは脱気にかかる時間の長さ。3分以上かかる機種がほとんどでした。当社では月に5000個以上発送することもあるので、これでは効率が悪くさばききれません。もうひとつの問題は操作の難しさです。社員教育をする時間や圧縮に失敗してやりなおす手間と時間を考えると、物流コストが削減できても人件費が膨れ上がってしまう……。そこで「イニシャルコストは高くても、長期的にコストが削減できる」という視点で探し始めてたどり着いたのがトスパックV-392でした。
脱気状態は真空センサーで設定が可能なため、誰がやっても同じ仕上がりとなり、時間も7~8秒で完了します。
実際に使い始めて、コスト削減効果はありましたか?
従来のコストを削減できたというよりも、発生するはずだったコストを払わずに済みました。メール便を宅配便に切り替えると、配送コストは2~3倍以上に跳ね上がります。これをコストとして吸収していたら経営を圧迫しますし、商品価格に転嫁したら売れなくなってしまう。そんな八方ふさがりの状態を打破でき、胸をなでおろしています。確かに脱気という作業工数は増えたのですが、短時間でできるので人件費にはほとんど影響が出ていません。
価格以上の価値があると判断し、3ヶ月後にはもう1台買い足しました。
初期投資は高くても“モトがとれる”のですね。トスパックV-392使い勝手はいかがでしょうか?
タッチパネル式で非常に簡単です。家電の操作とほとんど変わらないレベルではないでしょうか。高齢のスタッフや入社間もないパート社員でもすぐに使い方を覚えられるため、人材教育に時間をかける必要もありません。
「守り」で得たノウハウを「攻め」に活かす
トスパックV-392を使っていて困ったことはありますか?
最初は圧縮の加減がわからず、シワになっているとクレームが寄せられたことがありました。そこでメーカーのTOSEIさんに相談し、最適な圧縮レベルを試行錯誤していきました。今では「この商品は○%脱気する」とマニュアル化してトスパックV-392内に設定しているので、クレームもほとんどなく作業もスムーズです。
一度故障してしまったことがありましたが、すぐに代替機を手配してくれて業務が滞らずに済みました。異動により担当者が変わってもしっかり引き継がれているので、なにかあってもすぐに対応してもらえる安心感があります。
今後の業務展開について教えてください。
現在の主力事業は親会社の発送業務ですが、他社の発送業務代行業も拡大していきたいと考えています。商談の際に差別化ポイントとしてアピールしているのが、真空包装でメール便を活用して物流コストを下げる方法です。メール便の規制強化により、送料が経営を圧迫したり、客離れが進んでいるECサイトも少なくありません。そんな企業の課題を解決し、ネットショップが販売業務に集中できる仕組みを提案したいと考えています。
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