アースランドリー湊店

近年、この地域はタワーマンションの建設ラッシュによって人口が増加しています。ファミリー世帯も増えていることから、将来にわたりコインランドリー事業による収益が見込めると判断しました。レストランなどの飲食事業などとは異なり、人件費を抑制しながら店舗管理も比較的容易にできるということで、当社としては理想的な新規事業でした。投資用不動産のプロとしてもコインランドリー事業は有効な土地活用法として考えています。

TOSEIとの出会いがコインランドリー事業に大きく舵を切るきっかけとなりました。少数スタッフでの運営に適したTOSEI独自の店舗機器が当社のコインランドリー事業を支えています。具体的にはキャッシュレス決済など支払い方法に幅広く対応する集中精算システムや、基本的な店舗オペレーション対応を任せることのできるコールセンターなどが挙げられます、また、快適で清潔感のあるコインランドリーは不動産オーナーの資産イメージを向上させるだけでなく、空室解消の施策としてメリットも大きいため積極的誘致を目指しています。

2018年5月にコインランドリー事業を立ち上げ、「EARTH LAUNDRY（アースランドリー）」として5店舗（2019年10月時点）運営していますが、これを将来的には10店舗まで増やしていく計画です。コインランドリーはまだまだ伸びしろの大きいビジネスと考えています。立地や他店舗との競合など、さまざまな条件を検討しながら積極的に事業展開を図っていく計画です。出店を検討する場合、特に賃貸物件の場合は賃料を最小限に抑えるのがポイントだと思います。

無人経営を実現したコインランドリーなので店舗スタッフは常駐させていません。そこで、お客様の声を聞くために定期的にアンケートを実施し、ご要望に応えるよう努めています。大切にしているのは「使いやすく、分かりやすいお店」です。さまざまな価格設定を試すなど、キャンペーンも実施しています。おかげさまで「ここにコインランドリーができて良かった」とのお声をいただき地域への貢献を実感しています。収益性は当初予想を大きく上回っています。立地や賃料といった条件にもよりますが、不動産などと比べると短期間で投資回収できるのがコインランドリービジネスの魅力だと思います。設備投資を即時償却したり、税額控除が受けられたりできる中小企業経営強化税制など、投資環境が整っているのも追い風になっています。

コインランドリー事業の立ち上げに当たり、TOSEIを選んだ一番の決め手は国内製造であること。実際に故障が少なく、万が一機器にトラブルがあった場合でも迅速に対応してくれるなど、導入後のフォロー体制も万全です。自分たちで対応できないメンテナンスには、TOSEIさんがスピーディーに対応してくれるので助かっています。お客様の中にはふとんを洗濯する方も多く、TOSEIの大型洗濯乾燥機（洗濯容量32kg、乾燥容量22kg）が、こうしたニーズに応えられていると実感しています。また、先ほども申し上げたように、TOSEI機器は他メーカーと比べてデザイン面で清潔感のあり、当社が目指しているお洒落なお店づくりにもピッタリです。

運用面では、電子マネーなどさまざまな支払い方法が選べる集中精算システムにも有用性を実感しています。お客様の利便性を図ることができるだけでなく、売上管理の面でも非常に便利です。店舗の売上状況や稼働状況はTOSネットシステムによって一括管理できるので、常駐スタッフなどの人材確保に奔走することなく店舗運営できるのもビジネス上の大きな武器といえるでしょう。365日24時間対応のコールセンターを利用することで、お客様対応を大幅に省力化でき経営資源の有効活用につながっています。利用に関する問い合わせや機器のトラブルまで1次対応を受け付けてくれるのが大変ありがたいです。