冷凍保管による食品の品質劣化を防ぐには
アルコールの液体凍結による急速冷凍が肝なんです
液体凍結とは?
冷凍庫による冷凍と何が違うの?
液体凍結とは、真空パックした食品を−35℃に冷却された液体(アルコール)で冷凍する手法です。通常使う冷凍庫は冷たい空気により冷凍するのに対し、液体凍結は冷たい液体を用いて冷凍します。
食材を冷凍することで劣化させることなく、鮮度や品質を保ったまま冷凍させるには、熱を一気に奪う力が必要となります。短時間で急速に冷凍させることが重要と言えます。
冷凍凍結は、冷気による冷凍と比べ、熱伝導率がとても高いことが特徴です。リ・ジョイスフリーザーならこの熱伝導率は空気凍結に比べて20倍!これにより短時間で急速に冷凍することが可能になります。
液体凍結による急速凍結は、
なぜ冷凍品質がよいの?
急速凍結は、食品を短時間で素早く凍結させることを言います。では、なぜこのスピードが品質を左右するのでしょうか?
肉や野菜など、食材の中には水分があります。冷凍すると、この水分は氷の結晶となるわけですが、冷凍のスピードが遅いと氷の結晶はどんどん大きく膨張していくという性質があります。氷の結晶が食材の細胞よりも大きくなることで、食材の細胞を傷つけていきます。
これにより、解凍時にこの破損箇所から栄養素やうまみを含むドリップが流れ出し、味や色味の品質が低下してしまいます。
一方で、液体(アルコール)による凍結は速度が早いために氷の結晶が膨張しすぎることがなく微細な程度で収まるため、細胞破壊が起きず解凍後も再現度が高くなります。
ドリップとは?
ドリップとは肉や魚などを保管する際に出る水分、タンパク質、うまみ成分が含まれた食品の中の組織液をいいます。特に冷凍から解凍した後出やすく、ドリップが出た食品は味や栄養に大きな変化が起こります。味や栄養が低下するだけでなく、食感もパサつきやすくなり、微生物が繁殖しやすく、食品の品質が全体的に低下します。
液体凍結と冷凍庫での凍結では
ここまで差がでます
液体凍結で凍結したのち
解凍した場合
凍結後
解凍後
- ドリップ
- ほとんど出ない
- 品質の変化
- 風味・色味・照りなど復元、
鮮度が保たれます - 時間
- 真空パックも凍結も素早く時短に
- 歩留まり
- 歩留まりもアップ
通常の冷凍で凍結し
解凍した場合
凍結後
解凍後
- ドリップ
- 大量に出る
- 品質の変化
- 変色や臭みも出る
- 時間
- 凍結までに時間がかかる
- 歩留まり
- 向上しづらい
ドリップがほとんど出ないことで
食材の風味や色合味などの鮮度が保たれます。
高品質な冷凍保存は食品ロスの削減にもつながり、
SDGsの目標2と12にも貢献します。
幅広い食品の液体凍結に対応しています
- 精肉類
- 水産
・鮮魚 - 農産
- 果物
- 食品
加工類
液体凍結のリ・ジョイスフリーザーは
ここがすごい!
冷凍機一体型
コンセント差し込むだけで
使用可能
小型機
冷凍機が別置
品物の取出しは上下リフトにて
取出しが簡単ラクラク
中型機
液体凍結はエアー凍結(空気を媒体とする凍結)と比べて熱伝導率が約20倍!
凍結時の品質劣化を抑え、解凍後も食品の旨味成分(ドリップ)を逃しません
凍結時間が短時間のため作業効率がアップ!加工時間も短縮されます
氷結ムラのない安定した均一な商品提供が可能です
TOSEIの真空包装機(TOSPACK)は
ここが違う!
少量生産向け
V-393
温かいまま真空パック特許 第5575827号
HVP-382N
大量生産向け
据置型
V930シリーズ
大量生産向け
ベルトコンベア式
V-5100BH